トレーナーブログ
ピラティスで怪我をしにくい身体に | 効果はいつから?再発予防のメカニズム
同じ場所の怪我、実は珍しくない🦴
一度怪我をした場所を、また痛めてしまった。そんな経験はありませんか。
実はこれ、よくあることなんです。プロ野球選手のデータでも、ハムストリングスの損傷や股関節の痛み、アキレス腱の炎症などは再発しやすいことで知られています。
なぜ繰り返してしまうのか。原因のひとつは、筋肉に疲労が溜まったまま、十分に回復する前にまた運動をしてしまうこと。これは「使いすぎ症候群」とも呼ばれます。もうひとつは、誤ったフォームによって余計な負荷がかかってしまうことです。
つまり、怪我を防ぐには「痛めた場所を治す」だけでなく、疲労をしっかり抜くことと、身体の使い方を整えることの両方が必要なんです。
ピラティスは、もともと“怪我からの回復”のために生まれた🪖
ちょっと意外かもしれませんが、ピラティスは第一次世界大戦で負傷した兵士のリハビリのために考案されました。
考案者(ジョセフ・ピラティス)は、身体に負担をかけすぎずに関節の動きや筋力を取り戻せる器具を作り、回復期の人にとって理想的なトレーニング方法になりました。その後、1960年代以降は整形外科やリハビリの現場でも、腰痛や手術後の機能回復のために使われるようになっています。実際、体幹を安定させるピラティスのトレーニングが、腰痛の再発率を下げるという研究結果も報告されています。
怪我を繰り返さないために、ピラティスでできること💪🏻
①固くなった関節の動きを、少しずつ取り戻す
怪我をした場所は、かばっているうちにどんどん動きが悪くなります。関節の動く範囲が狭くなると、日常の動作が制限されて、さらに怪我のリスクが高くなってしまいます。ピラティスはストレッチと筋トレを組み合わせることで、筋肉や腱の柔軟性を高めていきます。無理に伸ばすのではなく、コントロールされたゆっくりした動きの中で、少しずつ取り戻していくイメージです。
②体の使い方を整えて、負担の集中を防ぐ
怪我をしやすい人は、体幹(お腹周りの深い筋肉)が弱く、特定の場所にばかり負担が集中していることが多いです。
ピラティスは、背骨を支えるお腹や腰回りの深い筋肉を鍛えることを得意としています。ここが安定すると、特定の関節や筋肉だけに無理な力がかかりにくくなり、再発のリスクを減らすことに繋がります。
どのくらいで変化を感じられる?⏳
「効果が出るまでどれくらいかかるの?」というのは、多くの方が気になるポイントだと思います。
目安としては、こんな感じです。
- ・
1~2回目(1週間ほど):身体が軽くなる、こわばりが取れる感覚- ・
1ヶ月ほど(週2回ペース):姿勢の変化、関節の動かしやすさを感じ始める- ・
3ヶ月ほど:姿勢の改善や、脊柱の可動性の向上、痛みによるストレス軽減
が研究でも報告されています。
実際に週2回のペースで12週間ピラティスを行った研究では、腹部やハムストリングスの柔軟性、上半身の筋持久力に有意な向上が見られています。
もちろん個人差はありますが、「すぐには変わらないけど、ちゃんと積み重なっていく」というのがピラティスの特徴です。焦らず、まずは1ヶ月続けてみることを目標にするのがおすすめです。

マシンピラティスなら、無理なく始められる🧘
「動きたいけど、無理はしたくない」――そんな方にこそマシンピラティスはおすすめです。
マシンの補助があることで、安全に身体を動かすことができます。座ったままや、横になったまま行う動作も多いため、膝や腰に不安がある場合でも安心して続けやすいのが特徴です。スプリング(バネ)の負荷を細かく調整できるので、その日の身体の状態や痛みの程度に合わせて、無理のない範囲から始めることができます。
怪我と向き合いながら、できることから🌱
怪我を抱えていると、運動自体に不安を感じてしまうかもしれません。
でも、固まった関節をゆるめて、体の使い方を整えていくことは、今の怪我と向き合うことにも、これから先、怪我をしにくい身体をつくることにもつながります。
無理せず、できることから。
Bump Up Pilates 川口店では、韓国式ピラティス“Reborn Pilates”のメソッドに基づいた指導を行っております。
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