トレーナーブログ

🫁 ピラティスにおける「呼吸」の重要性

こんにちは、インストラクターのkimmyです。
今回は、ピラティスを行ううえで最も基本であり、同時に最も奥が深い「呼吸」についてお話しします。

ピラティスは、コントロールされた動きと正しい呼吸法を組み合わせることで、体幹を中心に全身を効率的に整えていくエクササイズです。
中でも「呼吸」は、ピラティスの第一原則であり、動きを最大限に引き出すための鍵になります。

◆ ピラティスで行う呼吸法とは

ピラティスでは「胸郭の後側と側面(posterior-lateral)」に空気を送る胸式呼吸を使います。
これは、胸郭を前・横・後ろの三方向に広げながら呼吸を行う方法です。
横隔膜や肋間筋をしっかり使い、体の深部まで酸素を届けることができます。

この呼吸法は、姿勢を保つ筋肉(特に体幹部)を常に働かせたまま、
動作に合わせて呼吸を“利用”していくのが特徴です。
深く吸い込みながら肋骨を広げ、吐くときにお腹を内側に引き込むように意識します。


◆ ヨガの呼吸との違い

ヨガの呼吸は「動きに合わせて吸う・吐く」をリズミカルに行います。
一方、ピラティスは動作と呼吸を完全に一致させる必要はなく、
常にコアが働いている状態を維持することが目的です。

つまり、呼吸を動きに“合わせる”のではなく、
呼吸そのものを使って体を“安定させる”のがピラティスの考え方です。


◆ なぜ呼吸がそんなに大事なのか

正しい呼吸ができていないと、どれだけ動いても筋肉が正しく働きません。
また、呼吸を止めたまま動くと、動作の可動域が制限され、
首や肩の余計な力みが生まれてしまいます。

一方、正しい呼吸を行うことで次のような効果が得られます。

  • 深層筋(特に腹横筋・骨盤底筋)の活性化
  • 浅い呼吸の改善
  • 首・肩・背中の緊張の緩和
  • 姿勢の安定と集中力アップ

◆ 呼吸がもたらす健康効果

ピラティスの深い呼吸は、肉体的にも精神的にも多くのメリットをもたらします。

身体面では:
・自律神経を整え、ストレスや不安を軽減
・筋肉のこわばりを解消
・血流と酸素循環を促進し、代謝アップ

メンタル面では:
・感情の安定(セロトニン・ドーパミン分泌の促進)
・集中力・思考力の向上
・ポジティブなエネルギーの回復


◆ 正しい呼吸を身につけるステップ

まずは呼吸だけに意識を向け、動きを伴わない状態で練習します。

1️⃣ 仰向けで膝を立て、片手をお腹・もう片方を背中に添えます。
2️⃣ 肩をリラックスさせ、背骨をニュートラルポジションに。
3️⃣ 鼻から息を吸い、胸郭を前・横・後ろに広げます。
4️⃣ 口から静かに吐きながら、お腹を背骨に近づけるように引き込みます。
5️⃣ 呼吸の流れを感じながら、リズムを保ちましょう。

これをウォームアップ時に行うだけでも、セッション全体の質が変わります。


◆ 呼吸は動きの“質”を変える

ピラティスの呼吸をマスターすると、ただの筋トレでは得られない
「動きのしなやかさ」「体の安定感」「心の静けさ」を体感できます。

BumpUp Pilatesでは、リフォーマーやマット、チェアなど
あらゆるメニューの中でこの呼吸法を基礎として組み込んでいます。

体を鍛えるだけでなく、心の余白をつくる。
それがピラティスの呼吸がもたらす一番の効果です。


📍 BumpUp Pilates 川口店

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