トレーナーブログ

横隔膜と骨盤底筋群のつながり

こんばんは!皆さんは横隔膜と骨盤底筋のつながり知っていますか?

「呼吸」は、誰もが1日に2万回以上繰り返している動。
しかし、そのたびに「体幹を使っている」と感じる人は少ないです。

ピラティスで最も重要とされる「横隔膜(おうかくまく)」と「骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)」は、呼吸と密接に連動しています。

年齢を重ねるほど、この2つの筋肉の“つながり”が鈍くなり、
結果的に体幹の安定力や内臓の支えが弱まっていくのです。

横隔膜は、胸とお腹の境目にあるドーム状の筋肉。
吸う息で下がり、吐く息で上がることで、肺を動かし呼吸を成立させています。

一方、骨盤底筋群は骨盤の底に張りめぐらされた“身体の底のハンモック”。
内臓を支え、尿や便のコントロール、そして姿勢保持にも関わっています。

この2つの筋肉は、呼吸のたびに上下に連動して動く関係にあります。
息を吸うと横隔膜が下がり、同時に骨盤底筋群も少し下がる。
息を吐くと横隔膜が上がり、骨盤底筋群が引き上がる。
このリズムが整っていると、腹圧(内側の圧力)が自然に安定し、
体幹全体がしなやかに支え合うように働きます。

20代までは、呼吸や日常動作の中で自然に使えていたこの連動。
ところが、30代を過ぎると、徐々に“使う感覚”が鈍くなっていきます。

その理由は、

  • デスクワーク中心で呼吸が浅くなる
  • 姿勢が崩れて横隔膜がうまく動かない
  • 出産などで骨盤底筋群が弱る
  • 運動量の減少

など、日常の小さな積み重ねです。(男性も同じ!!)

この連動が弱くなると、
腹圧のコントロールができず、次のような不調が起こりやすくなります。

☑ 咳・くしゃみで尿漏れ(腹圧性尿失禁)
☑ 下腹部のぽっこり感
☑ 呼吸が浅く、疲れやすい
☑ 腰・骨盤まわりの違和感

横隔膜や骨盤底筋群を“鍛える”というより、
正しく動かす“再教育”が必要です。

地味な動きが多いですが、これは
脳に「どう動かすか」をもう一度覚えさせるための練習。
筋肉を動かすのは脳の指令です。
つまり、正しく使えるように“意識”を取り戻すことが何より大切です。

放っておくとどうなる?

横隔膜と骨盤底筋群の連動が弱まると、
腹圧がうまく保てず、尿漏れ・腰痛・姿勢の崩れにつながります。
また、呼吸が浅くなることで酸素が十分に行き渡らず、
慢性的な疲労感や代謝低下も起こりやすくなります。

この記事を読んでいるということは、
もしかしたらあなた自身も、体のどこかに違和感や不安を感じているのかもしれません。
大切なのは、“気づいた今”から少しずつ動き出すこと。
運動を習慣にすることで、体も心も確実に変わります。

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