「補助の精度」と“動かす準備”を極める、キャデラック集中実技の日
BumpUp Pilates川口店インストラクターのkimmyです☺️
日々の暑さ増すたびでだるさ感じることも多くなっているかと思います💦
皆さん熱中症にお気をつけください。
韓国発のピラティスメソッド《REBORN PILATES》第3期養成コースも、ついに後半戦へ突入。
今回は【埼玉・大宮本店】で開催された4日目の実技中心のトレーニングについてレポートします。
この記事では、キャデラックを使った多彩なマシンピラティスの活用法と、指導者に必要な観察力・補助力・ウォームアップ設計の考え方まで、現場に活かせるリアルな学びをシェアします!
🏃♀️➡️キャデラック集中DAY|“できる”を引き出す補助の精度
4日目はBumpUp大宮本店にて開催され、*マシンピラティスの中でも補助性の高い「キャデラック」を使った実技が中心でした。
この日実践した主な種目は以下の通り:
• Front Rowing
• Midback Series
• Mermaid / Swan Series
• Shoulder Stability / Push Thru
• Teaser Series / Hip Rolls / Thigh Stretch
• Arm Series / Tower / Monkey
• Trapeze Stretch など
なお、Footwork Seriesはあえて実施せず。理由は、柔軟性に課題のある方にはリフォーマーの方が適しているため。
このように、「マシンの特性 × クライアントの個性」に合わせた判断力が、指導者には求められます。
🎥リアル現場形式|三者の連携による動作指導
この日は、私が主にボディモデルとして実演。
第1期卒業生で大宮店メイントレーナーの大塚さんが種目説明を担当し、ヤン代表が動作の注意点や補助のコツを深掘り解説するという、三者の協働スタイルで進行しました。


指導の様子
ハンズオンのやり方や 注意ポイントをヤン代表が 説明してくれてます!
特に印象的だったのは、アブカールシリーズでニュートラルを保てない方への対応法。
•仰向け姿勢で“腰の裏にアリ1匹分のスペース”を残す意識
•ピラティスリングを使って頸椎への圧迫を防ぐ
•骨盤と肋骨の位置関係を可視化するための言葉選び
このように、クライアントの動きに応じた即時対応力・補助の工夫が求められるのがRebornの現場です。
段階的なキューイング指導|「見せる→伝える→触れる」
ピラティスインストラクターとして大切なのは、動きの正解を与えるだけではなく、“感じ取ってもらう”導き方。
この日は特に、イントラデビュー直前の方に向けて、
1.「見せる」ビジュアルキューイング
2.「言葉で伝える」バーバルキューイング
3.「必要なときだけ触れる」ハンズオン
この3ステップを軸にした段階的な指導アプローチが紹介されました。
相手に“自分でできた”という実感を持ってもらうことが、セッションの満足度に直結します。
🏃♀️動的ストレッチの重要性|準備は止まらずに整える
ヤン代表が特に強調していたのが、「ウォームアップは動的に行うべき」という視点。
静的ストレッチが悪いわけではありませんが、セッションの冒頭では不向き。
現代の一流アスリート(サッカー選手、バスケ選手など)も、試合前には“動きながら温める”準備をしています。
REBORNでもこの考えを徹底し、ウォームアップでは:
•肩・股関節・足首などの大関節を活性化
•心拍数を軽く上げる
•呼吸と連動した動きで血流を促進
など、論文にも裏づけされた科学的アプローチを重視しています。
ちなみに、静的ストレッチはセッションの最後に行うのがベストとされています。
まとめ|“ピラティスを教える”を超えて“支える”存在へ
4日目を終えて感じたことは、前回同様にピラティスインストラクターにとって本当に大切なのは「どれだけ教えられるか」ではなく、
どれだけその人に寄り添えるかという姿勢だということです。
マシンを動かす知識だけでは届かない、
クライアントの「今日の体」「今日の心」に合わせた対応力が、指導者の“深み”を育てるのだと感じました。
🔜次回は最終日|「教える人」から「伝わる人」へ
いよいよ次回は養成スクールの最終日。
これまでの学びがひとつにまとまり、
「わたしは、どんなインストラクターで在りたいか?」
そんな問いと向き合う時間になる予定です。
次回のレポートも、どうぞお楽しみに!🙆♀️
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